『ホントのきもち』は、矢野顕子の25枚目のアルバム。2004年10月27日発売。発売元はヤマハミュージックコミュニケーションズ。
概要
ヤマハ移籍後1枚目のアルバム。くるりの岸田繁、rei harakamiとの共同制作による曲が含まれ、2000年代の矢野の活動を方向付けた作品である。音楽のジャンルから見ても、従来のピアノ弾き語りに加えて、オルタナティヴ・ロック、ブルース、エレクトロニカなど多岐にわたっており、さまざまな試行に富むものである。
収録曲
- 行かないで(作詞:矢野顕子・岸田繁、作曲:矢野顕子・岸田繁)
- N.Y.C.(作詞:矢野顕子、作曲:岸田繁・矢野顕子)
- まっ赤なビー玉(作詞、作曲:岸田繁)
- House of Desire (Burnin' Down)(作詞、作曲:矢野顕子)
- おいてくよ(作詞:矢野顕子・岸田繁、作曲:岸田繁・矢野顕子)
- 岸田がボーカルでも参加。
- Night Train Home acoustic version(作詞:岸田繁・矢野顕子、作曲:矢野顕子)
- ピアノ弾き語りバージョン。
- 矢野が帰郷に使っていた、2002年に廃止された青森行き寝台特急「はくつる」が題材。歌詞には「583系」「DT32エアサス台車」「MT54電動機」「デッドセクション」など、鉄道用語が頻繁に登場する。
- Too Good To Be True(作詞、作曲:矢野顕子)
- rei harakamiとの共演。アルバム『yanokami』に、マイナーチェンジした別バージョンを収録。
- Our Lives(作詞、作曲:矢野顕子)
- Nobuko(作詞、作曲:矢野顕子)
- Nobukoとは、矢野の知り合いだった、1960年代にニューヨークに移住してきた日系アメリカ人女性の名。
- Night Train Home
- rei harakamiとの共演による、エレクトロニカ・バージョン。マイナーチェンジバージョンが『yanokami』にも収録。
外部リンク
- 矢野顕子オフィシャルサイト
脚注


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