アプソロブラッティナ(Aphthoroblattina、よくApthoroblattinaと誤表記される)は古生代石炭紀に生息していたゴキブリと似た姿をした昆虫。化石はイングランド、ウェールズ、アメリカ合衆国、ロシア連邦より発見されている。
大きさについて
前翅の長さ2.7cm - 4.8cm。
一部のウェブサイトで「50cmの巨大ゴキブリ」として取り上げられることがあるが、デマである可能性が高いとされる。
マッコーリー大学の古生物学のデータベース、「fossilworks」によれば、Aphthoroblattina johnsoniは大きさが33.5mm x 24.0mm、前羽が36.5 mm x 38.0mm(平均値)であり、50cmには到底及ばない。
2001年時点では、オハイオ州の炭鉱で発見された9.5cmのXenoblatta scudderi (Necymylacris属とされる場合もある)が化石記録最大のゴキブリとされる。
脚注




