桜井 伸一(さくらい しんいち、1965年4月29日 - )は、千葉県印旛郡酒々井町出身の元プロ野球選手(内野手)。

来歴・人物

成田高では、1983年夏の甲子園県予選準決勝に進むが、山中律俊のいた印旛高に9回サヨナラ負け。同年のプロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズに4位指名され入団。

1986年に一軍初出場を果たす。

1987年には二塁手、遊撃手として28試合に先発出場、主にチャンスメーカーとして起用された。

1988年は、8月頃から二塁手としてスタメンに定着するようになり、49試合に先発する。

1989年は開幕スタメンに抜擢されるも、打撃面が伸び悩み、笘篠賢治に定位置を奪われて出場機会が減少。

1992年には復活、内野のユーティリティプレイヤーとして長く活躍した。

1989年4月8日の読売ジャイアンツとの開幕戦(東京ドーム)では、桑田真澄からNPBにおける平成初の安打を記録(左翼への二塁打)している。

1995年オフに、北原泰二選手との交換トレードで西武ライオンズに移籍。

1997年限りで現役を引退。

引退後はプロゴルフのプロテストを受けるものの不合格になり、埼玉県内で焼肉店を経営している。

2001年にティーチングプロの資格を取得し、株式会社かめプロの職員として勤務している。

詳細情報

年度別打撃成績

記録

  • 初出場:1986年4月26日、対広島東洋カープ3回戦(広島市民球場)、7回裏に遊撃手として出場
  • 初安打・初打点:1986年4月27日、対広島東洋カープ4回戦(広島市民球場)、8回表に高木宣宏から適時打
  • 初先発出場:1987年6月4日、対読売ジャイアンツ9回戦(明治神宮野球場)、8番・遊撃手として先発出場
  • 初本塁打:1988年7月31日、対中日ドラゴンズ17回戦(明治神宮野球場)、9回裏に阿井英二郎の代打として出場、郭源治から同点2ラン

背番号

  • 48 (1984年 - 1992年)
  • 39 (1993年 - 1995年)
  • 59 (1996年 - 1997年)

脚注

関連項目

  • 千葉県出身の人物一覧
  • 東京ヤクルトスワローズの選手一覧
  • 埼玉西武ライオンズの選手一覧

外部リンク

  • 個人年度別成績 桜井伸一 - NPB.jp 日本野球機構
  • 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

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