Internet または internet を大文字にするかどうか、またどのような用途で大文字にするかは、時代とともに変化し、出版社、著者、地域の好みにより変化する。Internet が一般的に使用され始めた時代では、ほぼ全てのの出版物で Internet と大文字の固有名詞として表記されていた。しかしながらこの原則は時代と共に一般的ではなくなってきた。この単語は、グローバルなインターネットプロトコルに基づいたインターネットと、より小規模なインターネットやインターネットプロトコルに基づかないインターネットとを区別するために、今でも大文字で表記されることがある。ただし、2016 年以降のAPスタイルブックを含む多くの出版物では、すべての場合に小文字で表記する、すなわち internet を推奨している。2016 年、オックスフォード英語辞典によると、約25億の印刷物とオンライン上に存在する情報源の調査に基づいて、インターネットが大文字で表記されている、すなわち Internet と表記されるケースは全体の54%であることと、米国では Internet、英国では internet が好まれていることが判明した。

Internet と internet

歴史的に、インターネットワークの短縮形であるインターネットとインターネットは区別されてきた。前者は最初の文字が小文字の普通名詞として、後者は大文字の固有名詞として扱われてきた。internet とは、インターネットプロトコルを使用しているかどうかに関係なく、相互接続されたネットワークの集合を指す。

この違いは、ARPANETからインターネットへの移行中であった1980年代初期のRequest for Commentsで示されているが、完全に統一して適用されていたわけではない。

その時期の別の例として、1989年のIBMの TCP/IP チュートリアルおよび技術概要(1998年に更新されている)があり、そこには次のように書かれている。

 

参考文献


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