クロト (97 Klotho) は小惑星帯にある小惑星。メインベルトの小惑星の中でも太陽から遠い部類に入る。ルテティアやカリオペと同じM型小惑星であり、アルベドは低い。これらの小惑星の構成物質はよくわかっていない。
エルンスト・テンペルによってマルセイユで発見された。彼が五個目に、そして最後に発見した小惑星である。ギリシア神話の運命の三姉妹(モイライ)の長女、クロト(クロートー)にちなんで名づけられた。
2006年10月に鹿児島県で、2007年4月に茨城県でクロトによる掩蔽が観測された。
出典
関連項目
- 小惑星の一覧 (1-1000)
- ラケシス (小惑星)
- アトロポス (小惑星)
外部リンク
- クロトの軌道要素(JPL、英語)
- 2006.10.19 小惑星クロトによる掩蔽の観測成果(せんだい宇宙館)
- 2007.4.14 小惑星クロトによる掩蔽の観測成果




